BPMN プロセス モデル ルームへようこそ
以下のプロセスモデルは、Bonitasoft Webサイトの「Process Library」ページからダウロードできるオリジナルの英語版サンプルの一部を改変し、完全日本語化したものです。商用製品のEfficencyおよびPerformance Editionでは、プロセス変数やフォーム、コネクタなどの詳細仕様が組み込まれた実行可能モデルがプロセス・テンプレートとして提供されています。
以下は、実際に稼働証明されているプロセス指向アプリケーション中から抜粋されたプロセス図の一部です。実行のための詳細仕様は含みません。
解説/コメント by 岩田研究所
インデックスP01: 人材募集と採用(Recruitment And Selection)BPMN2技術コメント付きP02: 社員休暇管理(Employee Leave Management)BPMN2技術コメント付き P03: 新規社員の配属(Employee Onbording))BPMN2技術コメント付き P04: 出張申請(Travel Request)BPMN2技術コメント付き P05: 提案依頼RFP(Request For Proposal) P06: 注文書チェック(Purchase Order Validation) P07: 請求書チェック(Invoice Validation) P08: 販売ノルマの設定(Sales Quota Setting)BPMN2技術コメント付き P09: クレーム管理(Claims Management) P10: ローン承認(Loan approval) P11: 予算編成(Budgeting)BPMN2技術コメント付き P12: 旅費精算(Travel Expense) P13: ITヘルプデスク(IT Help Desk) P14: インシデント管理(Incident Management) P15: ロードマップ管理(Roadmap Management)BPMN2技術コメント付き P16: 支出権限レベル(EAL)申請(Expenditure Authorization Level) P17: プロセス・ガバナンス(Governance - Process Improvement)BPMN2技術コメント付き P18: 認証(Certification)BPMN2技術コメント付き |
BPMNモデルのダウンロード
これらのプロセスモデルは、Bonita BPM Community Editionで閲覧・編集が可能です。以下のパッケージをダウンロードしてBPM Studioにインポートできます。
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プロセスモデルをインポートするには、「プロセスをインポート・エクスポートする方法」を参照してください。
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人事
人材募集と採用 (1.0) 更新日時:2014/06/04
採用プロセスは、多くの組織で必要以上にコストがかかっています。その主な理由は: ■ 募集と候補者選定に時間を消費 ■ 様々なメディア(求人掲示板、ソーシャルメディアなど)での公募は退屈な作業 ■ 面接官からのフィードバックをまとめるのに時間がかかる ■ 法的要求事項には紙ベースの作業が必要 採用プロセスの最適化と管理にBonita BPMを使用することで、次の効率化とコスト低減が得られます: ■ Bonita BPMコネクタによってジョブ公募の自動化が可能 ■ Webフォームと自動報告によるフィードバックを通じ面接プロセスを整流化 ■ 最適化されたプロセス進捗管理と紙ベースの書式の一掃 ■ 応募の通知と督促の自動化によってタレント発掘の機会損失を防ぐ このサンプルのテクニカルな見どころは、BPMN 2.0 特有の次の表記活用例です。 1. マルチインスタンス・サブプロセスのコールアクティビティ 「面接を行う」タスクが分離独立した「候補者との面接」プロセスをコールしています。このタスクは、棒が3本立っていますからパラレルのマルチインスタンスです。複数の候補者に対し「候補者との面接」プロセスがコールされ、面接が同時並行して行われることになります。 2. マルチインスタンス・タスク 「他の候補者に通知する」e-メールが複数の候補者の同時並行で送信されます。 オリジナルの英語版モデル:Recruitment and Selection ビデオ:人事採用プロセスを3ステップで自動化 |
社員休暇管理 (1.0) 更新日時:2014/06/03
ほとんどの企業は、社員の休暇、代休、早退などを管理する必要があります。 Bonita BPMの社員休暇管理プロセスは: ■ 各休暇申請が形式され、検証後人事や経理に適切に伝達されることを保証 ■ 休暇申請の最新情報で管理者の承認作業を支援 ■ 紙ベースの手順を排除することによって、休暇申請過程の追跡、監査、機密保護を可能にする ■ 他のビジネスプロセスと相互連携を可能にする このサンプルのテクニカルな見どころは、BPMN 2.0 特有の次の表記活用例です。 1. マルチインスタンス・タスク 社員の休暇申請時、彼/彼女の複数の代行者候補の中から代行可能な人を選抜するタスクにマルチインスタンス・タスクを利用しています。複数の人に同時並行で受け入れ可能か確認のタスクをハンドオフする場合の使用例です。 2. イベント・サブプロセス プロセス内のどこかで指定のイベント(このケースではエラーイベント)が発生した場合に開始するプロセス内のサブプロセスです。図の一番下にある休暇管理プロセスの「システムエラーの処理プロセス」がイベント・サブプロセスです。 オリジナルの英語版モデル:Employee Leave Management ビデオ:カスタマイズ可能でインテリジェントな社員休暇管理 |
新規社員の配属 (1.0) 更新日時:2014/06/04
給与、IT、総務などの関連部署に手配し、新しいチームメンバーの受け入れに必要なあらゆることを事前に整え、新規社員の1日目の生産性を高めます。 人事プロセスの自動化によって、ビジネス全体に価値をもたらし、効率化によるコスト削減効果と企業戦略にマッチした配属プロセスを整えます! Bonita BPMを使って新規社員の配属に関わる次の事項を実現します: ■ 採用社員を 配属初日から直ちに執務可能に ■ 誰が、いつ、何をやっているか手作業による追跡をやめる - Bonita BPMがそれを行います! ■ 従業員の受け入れ関わる負担を削減し、配属の遅れをなくす このサンプルのテクニカルな見どころは、Bonita BPMは「折りたたまれたサブプロセス」、「展開されたサブプロセス(インライン・サブプロセス)」のいずれも分離独立したプロセスとして扱い、コールアクティビティでコールする方法を採用しています。外部のモデリングツールで設計したプロセスモデルをBPMN 2.0 標準のXML形式でインポートした場合、このサンプルのようにサブプロセスはすべて分離独立したプロセスに変換されます。 このプロセス図は、6プロセスを次のように構造化しています。 メインプロセス:新規社員の配属 サブプロセス:基盤セットアップ サブプロセス:ITセットアップ サブプロセス:オリエンテーション サブプロセス:ワークスペースセットアップ サブプロセス:給与セットアップ Bonita BPMのサンプルおよび商用テンプレートのモデルは、Bruce Silverの「BPMNメソッド&スタイル」ブックで提唱されているモデリング・スタイルに準じて表現されているため、非常に読みやすいです。 オリジナルの英語版モデル:Employee Onbording 参照プロセス・テンプレート:Employee Onbording コミュニティ 日本語版実行サンプル:新規社員の配属 サブスクリプション 実行サンプル:--- |
出張申請 (1.0) 更新日時:2014/05/25
今日の組織で出張経費コストを管理することは、非常に重要です。 Bonita BPMの出張申請プロセスモデルで次の実現方法について参考にしてください。 ■ タスクを自動化することにより、予約の遅延を低減 ■ 最良の宿泊施設と交通機関の料金を探し出すことによって出張費を低減 ■ 出張旅程を効率的に検証し、それらを組織に適応させる ■ 旅程情報やコストのレポーティング このサンプルのテクニカルな見どころは、プロセス終了時にシグナル・イベントを発信し、その後の必要な複数のプロセスにバトンを渡せることです。 オリジナルの英語版モデル:Travel Request コミュニティ 日本語版実行サンプル: 出張申請 サブスクリプション 実行サンプル: --- |
調達
提案依頼RFP (1.0) 更新日時:2014/05/24
提案依頼(RFP)プロセスは、あなたのニーズに最適なベンダーを設定するために設計されています。商品やサービス調達の入札を取得し、会社のポリシーや法的規制を順守しプロセスを確実に遂行します。 このプロセスをBonita BPMで実装すると次のことが確実に履行されます: ■ RFP文書の適切な検証 ■ 自動的かつ漏れのないRFP文書配布により、最良のベンダーからのオファーを得る ■ 法律上の問題や苦情を避けるため、監査および追跡を可能に ■ 二重入力や転記による間違いを防ぐため、プロセス終了時にERPを自動更新 オリジナルの英語版モデル:Request for Proposal 参照プロセス・テンプレート:Procure-To-Pay ビデオ:BPMを使用したペーパーレス調達プロセス |
注文書チェック (0.1) 更新日時:2014/05/26
注文書のチェックは、「調達から支払いまで」のプロセスの最初のステップの1つとして、極めて重要です。 ERPは、特定のニーズに適応することは簡単ではありません。 一方、Bonita BPMは、組織に適したプロセスを定義でき、お客様のあらゆるITシステムにほぼ接続できます。 この注文書チェック・プロセスは、検証の必須基準によって注文書を管理し、注文金額が所定の制限金額を超えた場合は、特別な承認にエスカレーションできるようになっています。注文が確認されると調達システムに送られ、そうでない場合は依頼者に通知が送信されます。 オリジナルの英語版モデル:Purchase Order Validation 参照プロセス・テンプレート:Procure-To-Pay コミュニティ 日本語版実行サンプル: 調達 サブスクリプション 実行サンプル: --- ビデオ:BPMを使用したペーパーレス調達プロセス |
請求書チェック (1.0) 更新日時:2014/05/24
ビジネスは毎日サプライヤからの請求書を受け取っています。そのため、オフィスの至るとこで、紙の請求書またはPDFスキャンの長い旅が始まります。。。 Bonita BPMで設計した請求書チェック・プロセスを使用すれば、各請求書の派生源が追跡でき、コンプライアンスルールに従って注文書と一致していることを確実に確認できます。また、チェック担当者の作業が遅延している場合は、自動的にその担当者に督促します。 請求書のチェックが完了した際は、その情報の再入力は不要で、自動的にERPに転送されます。 オリジナルの英語版モデル:Invoice Validation 参照プロセス・テンプレート:Procure-To-Pay ビデオ:BPMを使用したペーパーレス調達プロセス |
営業、顧客サービス
販売ノルマの設定 (1.0) 更新日時:2014/05/26
公正かつ正確なノルマを設定することは、営業担当者や組織のやる気を引き出すのに役立ちます。達成可能で公正なノルマは、高い業績を挙げる人たちが認められ、維持されることを保証します。一方、不適切または不十分なノルマは、意欲喪失、販売余分なコストにつながります。達成不可能なノルマはやる気を損ない、不十分なノルマは過度の不要な損害賠償金が生じます。 ある間隔のCRMの履歴データを取得し、セキュリティで保護され、監査可能で、組織変更に対応可能なスマートなプロセスを通して、CRMシステムに新しいノルマを設定します。 このサンプルのテクニカルな見どころは、BPMN 2.0 特有のコールアクティビティを再帰的に使用している点です。 複数の部門が販売ノルマ設定するためにマルチインスタンス・アクティビティを使用し、自己のプロセス内から自身をコール(再帰的コール)し、さらにその組織配下の部門に販売ノルマの設定を委譲しています。このプロセス・パターンは、「複数の事業部→複数の部→複数の課→?」といった不定の組織階層の上位から下位へ仕事を委譲していく業務に応用できます。 オリジナルの英語版モデル:Sales quota setting |
クレーム管理 (1.0) 更新日時:2014/05/31
あなたが顧客の要求を処理している場合、「クレーム管理」は、あなたのビジネスの主要課題の1つです。 適切に最適化されていない場合は、このプロセスはコスト高にあり、顧客の低い満足度を生みます。良好なプロセスの主要な目標は: ■ すべての要求を同じ品質で管理する ■ プロセスは、SLAに確実に準拠させる ■ クレーム管理への継続的な改善サイクルを追加する Bonita BPMで設計・実装されたプロセス指向アプリケーションを使用しクレーム処理を行うと: ■ クレーム対応過程を自動追跡可能 ■ コネクタを使用すれば、このプロセスを他のシステム(またはパートナーのシステム)と連係させ、お客様独自の要求に応えることが容易 オリジナルの英語版モデル:Claims Management 参照プロセス・テンプレート:360 Customer Support Process ビデオ:Bonita BPMでクレーム管理を自動化し改善する |
銀行・金融
ローン承認 (1.0) 更新日時:2014/06/02
貸付は銀行/金融の基幹業務であり、この複雑なプロセスは、リスク削減を助けるシステムに依存します。 金融貸付に関わる法規制遵守を確実にするために、Bonita BPMはまた、すべての作業への人の関与を追跡できる完全な監査システムを提供します。 このBPMNの例図では、自動および手動のリスク調査、検証および拒否または承認プロセスの様々なレベルで融資承認プロセスをモデル化する方法を示しています。 オリジナルの英語版モデル:Loan approval |
財務・会計
予算編成 (1.0) 更新日時:2014/05/24
予算編成プロセスは、あらゆる組織で毎年課される実質的な活動です。財務部門にとって、それはしばしば悪夢的な仕事です。そしてお気に入りのスプレッドシートを手放したくないことが多いので、結局は: ■ 電子メールを閲覧して最新バージョンの予算を探す ■ 間違って変更されたExcelファイルを受信する ■ 毎年、予算編成要求先の管理職に漏れが生じる ■ 異なる情報システムに何度も同じデータを入力する Bonita BPMを次のように使用します: ■ あなたの組織に応じて仕事を自動的に分散 ■ すべての部門からの予算を収集し、統合 ■ Excelを排除してはいけない - それを効率的に使用 ■ 重複を避けるため既存の情報システムに接続しデータを流し込む このサンプルのテクニカルな見どころは、BPMN 2.0 特有の次の表記活用例です。 1. コールアクティビティの再帰的利用 複数の部門が予算編成を同時並行して行うためにマルチインスタンス・アクティビティを使用しています。さらにコールアクティビティにして、そのサブプロセスを独立したプロセスにしています。こうすることにより、独立化したプロセスは、自己のプロセス内から自身をコール(再帰的コール)して、さらにその組織配下の部門に予算編成作業を委譲することができます。このプロセス・パターンは、「複数の事業部→複数の部→複数の課→?」といった不定の組織階層の上位から下位へ仕事を委譲していく業務に応用できます。 2. 非中断タイマーイベントの利用 承認タスクが承認者に投げられた後、その承認者がそのタスクを5分以内にオープンしなかったなら、承認者にオープンしてアクションするよう警告メールを送ります。BPMN 1.xの中断タイマーイベントを使用した場合は、「予算を検証し承認する」のタスクは5秒後に未オープンのまま終了してしまいますが、非中断タイマーイベントを使用すれば、このような問題を解決できます。 オリジナルの英語版モデル: Budgeting process B 参照プロセス・テンプレート:Budgeting |
旅費精算 (1.0) 更新日時:2014/06/06
出張費の管理は、プロジェクトのコストを抑制するためのカギとなります。 この旅費精算プロセス·モデルは、出張旅費の就業規則遵守を確実にするために設計されています。 Bonita BPMを使用して旅費精算プロセスを配備すると、次の興味深い利点を提供されます: ■ 出張費に経費節減の光を当て分析し、協定旅行業者と優遇料金を交渉する ■ 前払金の精算処理時間を短縮させ、従業員の精算事務時間を節約・軽減 ■ 地域や組織全体で一貫した監査可能な償還プロセス(SOX法準拠) の実現 ■ 経費精算に係る事務時間を最小限に抑える オリジナルの英語版モデル:Travel Expense |
情報システム
ITヘルプデスク (1.0) 更新日時:2014/05/31
多くのITサービス管理ソフトウェア製品が市場にありますが、どの製品が本当にお客様のニーズに合致していますか? Bonita BPMを使用したITヘルプデスクの要求管理は次のことを可能にします: ■ SLAを確実に満たすよう事案を追跡し監査 ■ 事案の解決プロセスを お客様の真の組織ニーズに適合させる ■ 調査を自動送付して顧客満足度をモニタリングする 以下のBPMNプロセスモデルと実行可能サンプルは、組織内の従業員がITサポート・チケットを起こすITヘルプデスク・サポートシステムを示しています。 360 Customer Support (下記のプロセステンプレートを参照)のためのプロセス・テンプレートはITサポートに役立ちます。複数のチャネルからの苦情/不満を管理できるように設計されています。 次の方法で顧客サポート事案を開始することができます: ■ 自動ログインのWebフォームから(モバイルまたはデスクトップ)匿名ユーザーによって ■ Twitter経由のBonita BPM ポータル・エージェントによって 顧客サポート事案は次によって管理されています: ■ 一般およびアドバンスドの顧客サポート担当者チーム ■ オンサイトの技術者チーム 顧客サポートの事案はGoogleマップを使用して監視しています。 Bonitasoftのドキュメントには、モバイル・デバイスからアクセス可能なエンド・ツー・エンドの360 Customer Support プロセス・テンプレートを使用する方法を示すチュートリアルが用意されています。 オリジナルの英語版モデル:IT Help Desk 参照プロセス・テンプレート:360 Customer Support コミュニティ 日本語版実行サンプル:ITヘルプデスク サブスクリプション 実行サンプル: --- ビデオ:全方位のカスタマーサポートを実現する |
インシデント管理 (1.0) 更新日時:2014/05/24
多くのITサービス管理ソフトウェア製品が過剰な構造化方法論で組み立てられ、その利用が行き詰まっている場合には、Bonita BPMは、組織の特定構造にインシデント管理プロセスを適応させる代替手段を提供します。 業界標準に基づいたインシデント管理のBPMNプロセス図は、企業独自のプロセス指向アプリケーションを作成するのに役立ちます。 このプロセスは、複数レベルの専門家にエスカレーションしてインシデントを管理するように設計されています。 事案が提示されるとそれが評価され、レベル1のエージェントで分類されます。必要に応じ、さらにレベル2にエスカレートされるか、またはレベル1で解決されます。 レベル2で事案が解決できないときは、レベル3はそれを例外的なケースとして熟考すべきか評価し、その問題に対応する特別チームを編成することができます。 このサンプルは、ITサービス管理(ITSM)の代表的なプロセスです。 オリジナルの英語版モデル:Incident Management 参照プロセス・テンプレート:360 Customer Support ビデオ:Bonita BPMでITサービス管理(ITSM)を効率化する、 全方位のカスタマーサポートを実現する |
ロードマップ管理 (1.0) 更新日時:2014/06/02
「ビジネスとITの戦略」は、明快で効率的なロードマップ管理プロセスを通じ「目標設定」から「オペレーション」までを包括的に管理しなければなりません。 ロードマップ・プロセスは、ビジネスとITのギャップが認識され、ビジネスにITの価値が寄与できたことが認められてこそ、その使命が終わることを保証します。このプロセスは経営層と執行部との間のコラボレーションに支援します。 目標に基づいて開始し、資源配分および資産管理は戦略との整合、効果、コストおよびリスクに応じて最適化されます。 実施を正当化するためには、コストが収入(またはコスト削減)に照らして評価されなければなりません。効果またはコスト削減は、検証することが非常に困難な場合が多くありますが、この文脈でのコストは、依然として評価が比較的容易です。このため、パフォーマンスの監視と統制は、マネジメントが優先順位を微調整できるようにしなければなりません。 ほとんどの経営者は、厳密にはコストよりもむしろ、ビジネスへの利益と価値に基づいて、ITは管理される必要があると力説しています(2010年のガートナーのIT調査による )。同時に、多くの組織は、より少ないリソースでより多くのビジネス改善の提供を求めます。したがって重要な課題は、全体的な効率を高めながら複雑さを低減し、企業を差別化する良好なロードマップ管理プロセスを作ることです。 このロードマップ管理プロセスは、必要なステークホルダーのみが関与し、ボトルネックなしにレビューを管理するように設計されています。 このサンプルでは、マルチ・インスタンス・タスク(縦棒が3本のマーク)が多用されています。これらは、複数の人にそのタスクが委譲され同時並行でそれらのタスクが実行されることを意味します。 オリジナルの英語版モデル:Roadmap Management |
内部統制
支出権限レベル(EAL)申請 (1.0) 更新日時:2014/05/24
大規模な組織では、厳密には許可された従業員に購入量を制限することは、業務上横領を防止するためのカギとなります。 このプロセスでは、適切な許可を伴う、従業員毎の支出権限レベル(EAL)を定義するのに役立ちます。それはまた、権限の委譲を管理するのに役立ちます。 Bonita BPMのコネクタは、権限を付与するために、ERP(SAP等)や他のBonita BPMの調達プロセスと、このプロセスを接続します。 このサンプルで興味深いことは、プロセスの開始イベントが2箇所存在することです。社員とその上司であるマネージャがそれぞれ異なるプロセスフローでプロセスを開始できるということです。これはBonita BPMの特徴の1つかも知れません。 オリジナルの英語版モデル:Expenditure Authorization Level |
プロセス・ガバナンス (1.0) 更新日時:2014/06/01
従業員や他のステークホルダーから継続的なフィードバックを組織的に収集し、継続的なプロセス改善計画に進展させるためにその情報を役立てます。 このガバナンス・プロセスは: ■ どんな従業員でも提案できる ■ 提案の検証と経路を設定する ■ 改善計画に提案を割り当てる ■ 改善計画およびステータス更新を管理する ■ 従業員にフィードバックを提供する このサンプルは、ビジネスプロセスの改善サイクルを内部統制するプロセス例です。 次の4つのプロセスで構成されています。 1. フィードバックの収集 2. フィードバック要求の管理 3. 改善計画ステータス更新 4. プロセス定義の更新 これらのプロセスは、例えば、一般社団法人日本ビジネスプロセス・マネジメント協会の「BPM推進のステップとキーポイント」(BPM推進フレームワーク解説書)で解説されている 「第4部 プロセス改革推進(再計画) ステップ7 実績の評価 ~ここまでのBPMの成果を確認する~ ステップ8 BPMプログラムの再構成 ~次のステージに進化する新たな計画を立てる~」 で使用されるプロセスに相当します。 オリジナルの英語版モデル:Governance(Process Improvement) |
認証 (1.0) 更新日時:2014/05/24
あなたのビジネスでは、ISO、SOX、等のような特定の認証(複数可)を持つことが要求される場合があります。 認証プロセスは複雑です。Bonita BPMを使用した認証プロセスの管理は次のようになります。 ■ 効率的な同期を実現できるようオーナーシップを明確化し、その結果、迅速かつ安価でスムーズな認証を可能にする ■ 品質とコンプライアンス・マネージャに進捗状況やボトルネックの概要を提供する ■ 組織にプロセスの文書化を強制し、それによってコンプライアンスを強化する このサンプルのテクニカルな見どころは、Bonita BPMは「折りたたまれたサブプロセス」、「展開されたサブプロセス(インライン・サブプロセス)」のいずれも分離独立したプロセスとして扱い、コールアクティビティでコールする方法を採用しています。外部のモデリングツールで設計したプロセスモデルをBPMN 2.0 標準のXML形式でインポートした場合、このサンプルのようにサブプロセスはすべて分離独立したプロセスに変換されます。 オリジナルの英語版モデル:Certification |